川崎市の幼児相談記録です!
今回は長女の幼児相談のおはなしです。
長女は最終的に4歳になる年の5月から幼稚園に通わず療育に通うことになったのですが、はじまりは川崎市の幼児相談でした。長女2歳9か月のときでした。
このときはまだ長女が療育に通うことになるとは想像もしていませんでした。
幼児相談とは
筆者が住んでいる区で行っている幼児相談は、心理相談員の先生に0歳から就学前のこどもの発達の相談ができるものです。(予約制)
市区町村によって名前は違うかもですが、似たような支援はあるかなと思います。
我が家の長女は川崎市の1歳半健診で言葉が少し遅れていると指摘を受け、幼児相談へ行くことになりました。
当日の流れ
幼児相談は区役所に併設されている地域みまもり支援センターで行われました。
お部屋には心理相談員の先生とスタッフさんの2名がいて、靴を脱いでマットの上にあがってくださいと言われました。
お部屋はとても広く、マットがひいてあるところにはおままごとなどのおもちゃがたくさん置いてあり、こどもはおもちゃに引き寄せられていきました。(笑)
おもちゃに引き寄せられたこどもはスタッフさんと一緒におままごとで遊び始めました。
その間、母は心理相談員の先生とお話をするといった感じです。
相談内容
母としては長女の言葉の遅れは確かに感じていました。
長女は「二語文」っていうのがなかなか出てこなかったんですよね。(わんわんきた、まんまちょうだいなど)
母子手帳の2歳の記録欄に「☑二語文を言いますか」というチェック欄があるので、2歳頃になると二語文を話すようになるのが一般的だと思います。
言葉で自分の思いをうまく伝えられないからなのか、癇癪も兄妹の中でいちばんひどかったです。
あとはすごく怖がりなところがあり、遊びにしても生活のことにしてもなかなか自分でやろうとしないことが多かったです。
一番心配なのが幼稚園入園でした。
入園までにお話ができるようになってほしいし、やはり集団生活についていけるかは大事なところなのでそのあたりを相談しました。
「はっ!」っとした質問
相談では最近の言葉の様子や遊びの内容、人との関わる様子なども聞かれました。
そのなかでも一番難しかった質問が、
お母様の感覚で、お子さんはいくつ単語を喋れますか?
えーっと…に、20くらいかな???
長女とは毎日24時間一緒にいるけれど、いくつ単語を話せているかなんてわかりませんでした。
この質問以外にもたくさん質問されるんですが、意外と子供の様子ってわかっているようでわかってないこともあるんですよね。
わかる範囲で頑張って答えました。
アドバイスをもらえました
心理相談員の先生からは、いくつかアドバイスをもらいました。
例えば、
・指差しをしない ママがやってみせる
・間違ったことを言う(赤を見て「青」と言ったりするなど)
「違うよ」など否定の言葉は不要で「赤だね」と正しい内容で返してあげる
先生のアドバイスを聞いて、長女にゆっくり向き合ってあげれてないなぁと反省しました。
もっと絵本を読んだり公園に行ったりできたらいいのですが、3人育児と家事でできていないのが現実でした。(言い訳すみません…)
先生のアドバイスを聞いて、少しでも長女とゆっくり関わる時間を作らないとなと思いました。
結果
・「2歳9か月の平均には達していない」
・「集団生活が怖くなってしまう可能性あり」
・「次回3歳になった頃にもう一度お会いして、専門の相談先に行くか決めましょう」
ということでした。
長女の場合、「これなーに?」とか「お名前は?」など質問をした時に、だんまりになってしまうところが集団生活に影響する可能性があるようです。
絵が描いてあるカードを見せられても「・・・」でした。多分頭の中ではわかっているんだと思うけどね。言葉が出てこないんだと思います。
おわりに
幼児相談を受けてまずはホッしたのがいちばんの感想です。いままで一人で悩んでいたことを第三者の方に診てもらえたからです。
言葉や心の成長って目に見えないから難しいですよね。
ひとりで悩んでいた頃は答えがないので、「どうなんだろう…」「大丈夫かな」「でもやっぱり…」と頭のなかをずっとぐるぐるしていました。なのでまずは相談できる場所ができてよかったなと思いました。
1歳半健診のとき幼児相談へ行くことになり、行っていいのかな?大丈夫かな?とそわそわしていましたが、今は行ってよかったなと思っています。
こちらの記事が少しでも参考になったら嬉しいです!
次回は「川崎市中央療育医療センターで発達検査を受ける【長女が療育に通うまで②】」です。