「発達検査」というものを長女が受けました。
今回は長女が発達検査を受けたおはなしです。
長女は最終的に4歳になる年の5月から幼稚園に通わず療育に通うことになったのですが、はじまりは川崎市の幼児相談でした。長女2歳9か月のときでした。
このときはまだ長女が療育に通うことになるとは想像もしていませんでした。
\「長女が療育に通うまで①」はこちら/
川崎市の幼児相談から紹介
前回の幼児相談から半年がすぎ長女が3歳を過ぎた頃、川崎市の幼児相談の予約を取っていたので再度行ってきました。
長女の言葉の発達はゆっくりではあるものの、少しずつですが話せる言葉は増えていました。
しかし「今の状態だと川崎市で行われる3歳半健診の言葉のチェックで引っかかってしまうと思います。そこから紹介を始めると幼稚園入園に間に合わないので今日紹介状を書きますね。」と言われました。
え、紹介状、、、?
「紹介状」と言われ少し不安になりましたが、「療育センターに行っても相談だけや様子見で終わる場合もあります。継続して娘さんの様子をみていくためにも」と話され少しホッとしました。
あと療育医療センターの予約が取りずらいらしく、かなり日程が先になってしまうと思うとのことで今回の紹介状となりました。
紹介状をもらい川崎市中央療育医療センターに連絡
早速川崎市中央療育医療センターへ予約の連絡をしました。
ちなみに川崎市に療育医療センターは西部、南部、北部、中央と4つあります。住んでいる地域によってわかれているようで、我が家の場合は中央療育医療センターでした。
初回は担当のソーシャルワーカーさんと面談をするとのことでした。やはり予約は連絡をした日から1か月ほど先となりました。
川崎市中央療育医療センターへ通い始める
面談から検査までは以下の流れでした。すべて別日にそれぞれ予約を取って進めていきました。
面談
面談では畳の広いお部屋でソーシャルワーカーさんとお話をしました。長女のこれまでの成長記録や紹介状をもらうまでの経緯、いま気になっていることなどが聞かれました。
医師による診察
診察では先生から長女のできること・できないこと、最近の様子など口頭でいくつか質問をされました。その間長女はソーシャルワーカーさんと遊んでいたので、ほぼ私が先生と話をして終わりました。
このとき発達検査をしましょうと先生に言われ検査の日を予約しました。
発達検査
この日は担当の心理士さんと面談をしたときのような広めの部屋に入り検査をしました。
長女は「新版K式発達検査2020」というものを受けました。実施時間は1時間ほどだったかと思います。検査のときは私も横に座って行いましたが見守るのみ。検査なのでできなくても口を挟まないようにしていました。
はじめは戸惑っていた長女もだんだんと出される課題に対し頑張って取り組んでいました。
発達検査の結果は
発達検査の結果は検査後30分ほど待って渡されました。ちなみにこちらの検査は特に実費負担はありませんでした。
検査の結果が出るまでドキドキしながら長女と待っていました。様子見になるのかそれとも・・・。
境界知能
具体的な数値は公表を控えますが、いわゆる「境界知能」といわれる範囲の数値でした。
今回はじめて「境界知能」という言葉を知りました。 いわゆるグレーゾーンといわれるところに当てはまるようです。
検査後の診察
別日に発達検査の結果を踏まえて再度医師の診察がありました。
そこで先生から言われたのは、
・児童発達支援を利用することを勧めます
・週1回ほど通って、1年後に再度発達検査を受けてください
という内容でした。
境界知能の子は病気ではないので診断名はつかないが、生活や学習、対人コミュニケーションなどに困難が生じることがあるそうです。
長女の場合は、成長が周りの子よりゆっくりというところもあるので慣らしや経験を増やす意味で、児童発達支援「日常生活や学校生活などで適応するための支援を提供する制度」を受けることを勧められました。
おわりに
診察後、ソーシャルワーカーさんに児童発達支援事業所の探し方を教えてもらい、通う事業所が決まったら連絡をくださいと言われ診察を終えました。
この日が1月の終わりでした。できれば年少さんの年にあたる今年の春から児発に通いたいと思ったので、この日から早速療育先探しが始まります。
前年の9月にはじめて川崎市中央療育医療センターに通い始め、約5か月をかけて結果が出ました。川崎市の幼児相談でも言われていましたが、予約が多いので次のステップに進むのに時間がかかります。
時間はかかりましたが、長女にあった進路を見つけることができてよかったなと思います。児発についてはわからないことだらけですが良い場所が見つかるといいです♪
次回は「療育先の決定・受給者証の発行【長女が療育に通うまで③】」です!。